
これまでAudient ID14 mkIIを気に入って使ってたのだけれど、その前はFOCUSRITEのScarlett 2i2のGen1、そしてGen3と使ってきた。その後にAudient ID14 mkIIに切り替えたのだが、Mac mini M4に換えてから特にScarlettに戻そうかと考え始めて、結局第4世代のScarlett 2i2に戻した。
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FOCUSRITE Scarlett 2i2 gen4にしたのは
正直にいうと音質的にはAudietn ID14 mkIIの方が良い。ふくよかで奥行きがある感じ。Scarlett 2i2 Gen3までの話でいえばScarlettの方はID14 mkIIと比べるとフラットだ。比べれば、だが。
価格帯的にもダウングレードとなるのに換えたのには理由はいくつかある。
- iD14 mkIIはiD Mixerをずっと立ち上げてなくてはいけない(CPU/Memoryを食う)
- iD14 mkIIはメインボリュームがロータリーエンコーダーとなっているので毎回調整が必要
- 音質的には実はScarlett 2i2で【個人的には】事足りる
- Scarlett 2i2 Gen4でループバックが可能になった
だ。1に関してだが、これ、Memory 32GBのMac Studioの時にはまったく気にしたこともなかったが、Memoryを24GBにしたMac mini M4だと地味に気になる(苦笑)。2も1に絡むが、メインボリュームがロータリーエンコーダーになっているので、macを立ち上げるたびに耳で確認しながら適切な音量に調整するか、iD Mixerでいつものメインボリューム位置にするかが【毎回】必要になってくるのが地味〜に面倒だった(苦笑)。
3だが、私の必要とする音質はScarlett 2i2クラスで実は十分だったのだがなぜAudient iD14 mkIIに替えたかというとループバックが使えるからだった。が、Scarlett 2i2 Gen4でループバックが使えるようになった。ForcusriteにもiD MixerのようなFocusrite Control 2があるが、Scarlett 2i2はメインボリュームは通常のボリュームなので一度設定しておけばmacを立ち上げるたびに毎回必ず調整みたいなのは必要ない。のでForcusrite Control 2は必要な時だけ起動すればよく常時バックグラウンドで起動しておく必要がない。
iD14 mkIIの本来便利なiDロータリーエンコーダーホイールはウチでは多機能マウスLogicool MX MASTER 3S for MacとLogicool Discover MX Creative Consoleがあるので、別に使わんし。
そんなこんなで、音質以外のid14 mkIIの優位性が【個人的】には無くなった、というわけだ。
音質最優先ならAudient iD14 mkIIが一押し。一定レベル以上の音質確保しつつ使い勝手優先ならForcusrite Scarlett 2i2 gen4

て感じかな。まぁ、iD14 mkIIが売価4.7〜万円、Scarlett 2i2 gen4が2.7万円〜ってところでそもそも価格帯が違うので当然とも言えるが。ブログやYoutube動画などでのレビューではUSBオーディオインターフェースのレビューアは音楽系の方が多いだろうから必然的に「音質」で優劣を語るのが最優先になるだろう。いやそれはそれで正しい。

が、たとえば音楽制作より動画制作の方に重点があったり、ループバックでの配信だったりなら音質より使い勝手の方が重要になる場合もある。ていうかScarlett 2i2 Gen4なら一定レベル以上の音質は確保できている。「世界で一番売れているUSBオーディオインターフェース」と言われているだけのことは、ある。コスパはすこぶる良い。最初のUSBオーディオインターフェースとして過不足なくお勧めできる。迷ったらコレ、的なやつだと思う。
その上で音質のさらなる向上が必要な場合にさらに上を予算と照らし合わせて検討すれば良い、と、私は思う。
今回はダウングレードという形になったけれど、個人的には満足です。はい(^^
AUDIENT id14 mkII


FORCUSRITE Scarlett 2i2 gen4

